メダロットSがフルメタル・パニック!とコラボ！
とは言うものの、ロックマンやウルトラマンのようなメジャーなタイトルの派生でもなく、
サイボーグクロちゃんのようにボン友と言うという訳でもないので知らない人もそこそこ居た印象。
自分の世代では物凄くメジャーなタイトルだと思うのだけど、そもそもラノベ全般往時の勢いのない昨今ではまあ致し方ない事か。
という訳で、せっかくなのでコラボ作品「フルメタル・パニック!」の紹介をば。
作品名：フルメタル・パニック!
元は富士見ファンタジア文庫より刊行されたライトノベルで原作者は賀東招二。甘ブリの原案やコップクラフトの作者でもあるのでそっちで知っている人もいるかも？
原作イラストレーターは四季童子。漫画版は作者や掲載雑誌が途中で変更になるなどしており、少々煩雑になるので割愛。
1998年から2011年にかけて刊行され、1100万部を売り上げた熱い白兵戦あり、ロボットアクションあり、美少女あり、91年を乗り越えたソ連あり(←ここ重要)なSFミリタリロボットアクション＆学園ドタバタラブコメディであり、2002年には京アニよりアニメも製作されている。
主に本編シリーズに相当する「長編」、学園コメディ色の強い「短編」、長編の補完的位置づけの「サイドアームズ」の３つからなる。
「長編」
既存の技術の文脈から明らかに飛躍した科学知識を有する特殊能力者“ウィスパード”を巡る国家・企業・いずれにも属さない軍事組織による戦い、
ウィスパードがもたらした技術によって現実のそれと異なってしまった歴史と中で若き主人公「相良宗介」とその仲間たちの物語が展開される。
12巻とそこまで長くはないので気が向いたら買って少しずつ読み進めると良いかも知れない。
ちなみに主人公の愛機のAIが機械の自我というテーマを背負っているのが恐らくコラボの最大の決め手。イベストで活きるかは不明。
「短編」
本作メインヒロイン「千鳥かなめ」の護衛の為に都立陣代高校へと潜り込んだ相良宗介が巻き起こすバカ騒ぎが描かれる。
当時でも若干古さを感じるノリではあったが、戦争ボケの酷い宗介と周囲のギャップ(とその宗介を戦慄させる天然の狂人ども)がいちいち面白い。
こちらの刊行数は9巻。基本的に短編集となっているので長編の1巻を読んだ後であれば好きなように読み進めて大丈夫...なはず。
「サイドアームズ」
長編の補完的な位置づけの作品群。主要登場人物の過去などが描かれた作品群......というコンセプトのはずなのだが？
ちょいちょい作者の暴走が垣間見えたりもする捉え所の難しいシリーズ。全2巻。ある程度長編を読んでからの方が面白いかも知れない。
フルメタルパニックの電子書籍無料試し読みならBOOK☆WALKER
(違うものも混じってるがこまけえこたぁ良いんだよ！)
いずれにしても最終巻がもう10年以上前の作品ということで本屋であまり見かけないので電子書籍がオススメ。
角川直営の電子書籍サイトBOOK☆WALKERであれば長編、短編、サイドアームズすべて購入可能となっている上に以下のようなキャンペーンも行われている。
ラノベ版全巻揃えて凡そ15000円程度となっているので1万円分購入し、残り5000円分を上記キャンペーンのコインで賄うと安上がり。
ルビー125個を買う金で全巻揃って、1日1冊のハイペースで読み進めてもほぼ1カ月堪能出来てしまうんだ――！
また、アニメ版もアマプラで1話無料、2話目以降レンタルにて108円。dアニメストアのラインナップにもあるが、
この手のサービスは意外と対象外が多いとかあったりするので定額観放題かは断定できない。初月無料なので試してみるのも手か？
この辺りのコンテンツへのアクセスは出来ればメダロットニュースでアナウンスして欲しいところではある。
