Hkousunの垂れ流し

垂れ流すぜぇ……色々となぁ!

充冷1000レギュレーションについて

前回記事:対戦会徒然 - Hkousunの垂れ流し

 

前回の記事で言及した充冷1000ルールについての考察
そのほかのルールは地形でサイバー、フラット。SRメダロッター禁止とする

 

 

【上の表について】

アプリ上において必要な情報を複数まとめて表示できないのは結構な思考的負担
加えて、パーツにせよメダロッターにせよ必要な数字だけを一覧する機能はないので確認に手間がかかる
上記の表はWikiのパーツのページと併用することでこういった負担や手間を解消できる……はず!
表中で灰色に塗られているマスはLV90時点でその値の充冷の脚部が存在しない為

で、上の表を見ての通り、Rメダロッターが使用可能な場合に最高の充冷補正を持つのはタイサン
349あればパーツ側の充冷650から脚部特性次第では550くらいまでが十分候補に入る
具体的に言うとヘヴィアームで実質的な充冷を盛れるニマイゴシ(ダイチャンコ)やビッグブーツ(ジェントルハーツ)
特定の行動の速度を強化できるグリップフレーム(デコトム/ついかだんそう)、サルマイ(イルマシラ/ガンマン)
他にも強力な脚部特性を持つパーツであれば充冷は妥協してでも使えるパーツは少なからずある筈

次いで高いのがRパシーラ。タイサンと比べると充冷補正が57低いので脚部充冷700程度が対象
トラップバスターやオールラウンドを持つ脚部があり、活用する機会は多いが充冷1000付近で運用出来るのはほぼ二脚
ある程度妥協するなら潜水のいくつかも視野に入り、この場合はキャリーハンド(メイクイーン/エルーシブ)が強そう

ヒヨリ、レトルトはSRなので飛ばして、次の充冷補正が高いのはRセレーネの充冷補正239
Rパシーラと比べると57低いが、その分脚部充冷761までのパーツを1000付近で留められるのが魅力
その下はRスルメ。脚部充冷はRパシーラに15後れを取るが右腕の充填・冷却に補正があるのが大きな強み
更にそのすぐ下にNタイサンがつけている。スルメとの脚部充冷の補正の差はわずかに6

これらのメダロッターはパーツに応じて微調整しつつ、大体700以上780までくらいの脚部とセットで運用される
特に印象的なのはドゥウォーク(カイゼルビートル/ヘヴィアーム)、ゲートルレッグ(リーダーカーネル/ハイフライ)あたりか
とかにもサンコーノーレイ(サイショウグンシ/ついかだんそう)やMセブンエイト(ウルトラシウム/ホーリーグレイズ)なども強力

Nタイサンから20ほど離れたNセレーネの充冷補正が198。ここからは数値の差が小刻みになって来る
大体10以下の開きを保ちながらRメダデイ2022:アラセの充冷補正166までの間に3名のメダロッターが登場する
800から830程度の区間ではあるが二脚がえげつないレベルの激戦区なので機体に応じて微調整したいところ

メダデイアラセから22程離れてNスルメ。言及していなかったがメダロッター被りは仕様上出来ないので要注意
脚部充冷補正は144で実はブラックキッドやロンガンの脚部とちょうど1000。他にはメダルイーターとも中々の相性
ギガガトリングやフィールドリペア、ゴーストの充填冷却に補正を加えつつ、と考えると結構優秀かも知れない

Nスルメから19離れたワタルコラボ:コウジの充冷補正は125。その9下にN正月:サキがエントリー
どちらもメダロッターにレアリティが実装される直前のキャラなのでNとしては非常に高性能でコウジは脚部装甲を強化
サキは頭部と左腕の冷却にかなりの補正が入るので、場合によってはメダデイアラセより強い可能性もある

N正月:サキから29離れてNイセキが登場。充冷補正は85なので実はエイトパラジウム(ダブルエッジ)と噛み合う
もっともこの脚部はレギュレーションで禁止されていることが多いのでこの組み合わせを使える機会は少ないが
ただし、N正月サキは無理でもNイセキは可能と言う機体は40体以上いるのでここの差はかなり大きい
また、ここから細かく刻んで充冷補正最低値のNアラセまでに述べ5人のメダロッターがおり、微調整がしやすい


【ルールの改善点】

・そもそもの脚部充冷が1000を超えているために除外されるパーツは7つ。全て飛行タイプ
これらに関しては「メダロッターを装備できない」ことを条件に選出可能に出来ると一部の人が少し幸せになるかも?
メダロッターはRは使える方が良さそう。Rタイサンに救われる脚部が非常に多く、これが無いと実質除外のパーツが多数

・SRに関しては使いたい人もいるだろうけどアビリティの兼ね合いで原則除外が穏当
あえて使用可能にするならSRメダロッターを装備した機体に対してかなりの縛りが必要になると思われる
具体的にはフラット戦で猛威を振るうフルチャMF戦法を使えなくする、R以下のメダロッターが産廃にならない調整の2つ

前者はフルチャージなどの制限のかかるパーツとSRメダロッターの併用は不可にしてMF戦法の始動を遅らせる
後者は個人的には脚部単体の充冷が600以下かつメダロッター込みの充冷が800以下なら許可しても良い気がする
CG増加系のメダロッターで現状脚部充冷を強化するSRは居ないのでMF戦法を使う場合、極めて鈍足になる

1.フルチャージなどの制限パーツとの併用禁止
2.脚部パーツ単体での脚部充冷は600以下
3.メダロッター込みでの脚部充冷は800以下
この3点すべてを満たすならようやく、といった感じだがこれでもまだMF戦法は間違いなく強いと思われる
加えて今後の新規実装でこれも通用しなくなる可能性がある、これでもまだ救われない脚部があるのも問題

現状ではどう理屈をひねり出してもいたずらにルールを複雑化させるのに見合うだけのリターンがなさそう
ただ、使いたいパーツを一応使えるようにするという1点だけならば充冷の上限を900にするのが割と効果的かもしれない
同時に充冷901以上の脚部はメダロッター禁止にすれば高い充冷を他の部位の性能とトレードオフに出来る筈?


【対戦考察】

充冷に上限がついたほかタイサン、パシーラ、セレーネのおかげで充冷600程度の脚部が十分戦力になる
採用する戦法や各々の妥協点次第ではもっと広範なパーツが実用ラインに達するので選択肢は大幅に増加
最初から充冷の高い機体の方が選択肢は多いが、好きな機体がとりあえず戦えるラインに立てるのは大きい

猛威を振りそうなのは調整で1000付近まで持っていった充冷を更に脚部特性で伸ばせるパーツ
特に初手から高速で動けるハイフライやへヴィアームは目に見えて凶悪そう。見ての通り、重力が一貫して通る
なのでWEA型のブレイク・ワイドブレイクは普段の環境よりも使いやすくなる可能性が高い

他にはホーリーグレイス、エマージェンシー、トリガーハッピーライジング、ホワイトメイジの爆発力も侮れない
回避やクリティカルをトリガーにする特性はともかく、プレイヤーが能動的に性能を上げて行けるライジング・ホワイトメイジ
上手く足から壊すなど出来ない限り、確実に強くなるエマージェンシーなども優秀(強化を解除できないのも重要)
オールラウンドやコンテニュアルPなんかも分かりやすく強い特性として重宝されるかな?

1ターン目の冷却段階で簡単に36%アップの恩恵を得る手段があるホーリーグレイスの瞬発力は非常に厄介
妨害クリア弱体化で採用率の下がったエフェクリが補助を剥がしながら大ダメージとなるので少し使いやすくなるかも?
使えるならば症状トラップが非常に有効になる可能性もあるが、現状コラボ機体限定の行動なのでレギュ次第
フリーズなどの巻き添えで症状全般に制限のかかるルールもあるので、そういった場合にエフェクリは更にさらに上昇
例えば症状持ちは1体までという制限下だと妨害クリアを突破して症状を当てるにはエフェクリの有無は大きな差になる

・脚部の選択肢が物凄く広がるが、充冷にボーナスの入る行動が主力になると思われる
・ヘヴィアームとハイフライが初手から強い特性になるので重力属性の攻撃はかなり有効
ホーリーグレイス対策にエフェクリが有効そう(今は助ける全般がシンプルに強いし)
・症状周りはレギュレーション次第なので評価が難しい(有用な行動の禁止率が高い)

 

 

実際どうなるかは試してみないと分からない部分だけど、このレギュレーションはきっと良いもの
なので、最終的に自由度と編成の幅と分かりやすさのバランスの取れたルールの浸透に本記事が役立てば幸い