Hkousunの垂れ流し

垂れ流すぜぇ……色々となぁ!

エイムちゃんとGローダーくん

先日のアプデで上方修正されたGローダー。

それまではエイムの完全下位互換と言われていたが果たして本当にそうだろうが?

 

エイムの成功アップにブレイクやメガガトリングのような成功の乗算ボーナスが乗らない事は他の方の検証によってはっきりと示されている。しかし、わざわざチャージを必要とするGローダーを用いて検証を行う人は私の観測範囲では見つからなかった。

となると、Gローダーは乗算ボーナスの影響を受ける……なんて可能性もあるのではないか? 考えてみれば純正でGローダーを持つ機体はアインラート、アークビートル、ノワールカッツェといずれも乗算ボーナスの発生する攻撃を持つ機体ではないか!

 

何はともあれ論より証拠。と言う訳で早速検証!

検証を行った場所はクロスメサイアの超襲来3で、ターゲットはクロトジル。

この戦闘は特別ルールによって相手機体の装甲が2倍。加えてクロトジルの脚部特性スプレマシーのお陰でこちらが二脚の場合、被ダメを3割カット。

つまり、いつもの3倍くらい沢山殴れる夢のような環境。全国のクロトジルファンの皆、すまん!

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サムライは射撃ガード要員。ディアステージはゴーストメダルを装着しており、サンダーで敵のクロスメアサイアを足止めしてからフルチャージ→Cアブソーバー。その後はミラーガードでサムライのガードの隙間を埋める。すると、敵のデコトムとクロトジルは溜まりもしないCGをチャージし続ける悲しい存在と化す。

クロスメサイアは検証用のパーツを運用する機体でフルチャージを行う場合はこの構成でフルチャ-ジ→ハイパービームで敵クロスメサイアを処理してから検証に入る。CG値を増やしたくない場合は頭部パーツをイマジンカイザーやゴッドエンペラーの頭部と交換してハイパービームの代わりに使用。使用するメダルの性格は要注意。

遅くとも大体93カウント辺りで処理できるので処理し終えてからでもゆっくりと検証は可能。デコトムも居るがこちらは頭部がHvパーツなので効率が悪くなる。クロトジルとの数値の違いを活かして何か検証する時には役立つかもしれない。

 

・検証第1段階

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成功力の後ろの式はGローダーの効果が本当にパーツの成功を強化するものであった場合のもの。

CG0の状態でLV30のヤンマアームを用いて敵クロトジルを攻撃。

ファイアワークの方は成功ボーナスが無いためにクロトジルの回避力を超えられず、命中率が多少低下する。また、ダメージの面でも防御時60~70の開きが生じる。

 

・検証第2段階

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コイシマルをおめシスカリンに交換。

ここでコイシマルには威力上昇があるからダメージ検証のノイズになる事に気付く。充填・冷却を上げて検証の効率を上げようとしたのだが完全に裏目である。

おめシスカリンは成功+243の効果があり、メダロッターのボーナスなので熟練度やプレスの恩恵を受けられる。

ホウザーの方の防御された場合のダメージがコイシマルよりやや劣るが、かすり・ヒット・クリティカルでははっきりと上回っている点から成功が増えた場合のダメージ増が単純なダメージ加算と言う訳でもない事が見て取れる。

 

・検証第3段階

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メダロッターをコイシマルに戻しつつ、ここからフルチャ-ジで成功を2倍にするのでダメージが加速。

この表を馬鹿正直に見ればダメージは同程度、回避される率ではGローダーの方が劣るがかすり・ヒット・クリティカルではエイムに勝る……となるが、防御以外は発生率1割にも満たない現象なので100回程度の試行では全く信頼に値しない。

そして1000回も2000回、下手すりゃ万単位も検証するのは正直エナジー消費が辛い。俺は早くバレンタインノゾミをお迎えしたいんだ!けしからんスカートしやがって!

となると、かすり・防御・ヒット・クリティカルのいずれのダメージもあまり差が無い事を重視すべきであろう。要するに「Gローダーの補正もエイムと同じように機能するのでプレスなどの乗算ボーナスは得られない」と考えられる。

成功を上げた場合のダメージ上昇に威力などに応じたキャップがあるなんて可能性もあるが、そう主張するならそのキャップの存在を示すデータを見つける必要がありそう。

※アプデ後に強化されたGローダーで同様の検証を行ったところ防御されても400を超えるダメージを叩き出して来たので、キャップがある可能性は限りなく低い。アプデ時に一緒に仕様変更入った可能性も無いとは言えないけれど、それならもはや真実は闇の中。

 

・検証第4段階

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防御、の表示が消えたのはようやく「8割がた防御するのにわざわざこの表記必要か?」というのに今さら気付いたから。判断が遅い!👺

ヒット、クリティカルが極端なぶれ方をしているが変わらずダメージは同程度。しかし、ヒットとクリティカルは併せて10%程度、それぞれだと5%程度の確率でしか発生していないものなので100回程度の試行回数にはあまり意味もないのである。

そもそも、回避のパラメータが実質的に存在しない戦車の存在を鑑みると、ヒットやクリティカル(或いは防御判定の成否)に絡むパラメータは回避よりも格耐・射耐である可能性が高い。

ちなみにクロトジルの脚部の射耐は1253で、熟練度や地形補正も加えると2270

ダメージに関してはGローダーとエイムの間での差こそないもののコイシマルよりもおめシスカリンの方がダメージが大きい事が分かる(防御時はほぼ同等)。フルチャブレイクなどを使用する場合、多少の威力アップよりもしっかりした成功強化の方がダメージが伸びるケースもある事は頭に入れておいても良いかも知れない。Hvパーツ持ちを狙うなら威力も乗算が入ると言う現実を見てはいけない。

 

【結論】

パーツの成功に対して熟練度や行動の補正の乗算を済ませた後でCG値×7(ランク5)を加算する仕様。昨日までのGローダーはユーザーの見落としでも何でもなくただただエイムの完全下位互換。

現状でもCG72でようやくエイムを上回り、最大値になっても成功200程度の差。

使い勝手の悪さを補えるほどのメリットはないのが正直なところか。