いきなりこんなもん見せられても目が滑るわ!と思ったそこの君!
俺もそう思う……
なんて与太話はさて置き、上記画像の詳細について。
カブトメダルを装着した純正ハードネステンが「各パーツで相手のどの部位を狙うか」についてざっと調べてみた画像で、攻撃はせず確認してからチャージを延々と繰り返して検証したもの。
性格がパワーのメダルは充填・冷却の低い脚部を優先して狙う傾向にあるが、攻撃する相手はプレイヤーの判断で決めているため今回の検証で分かるのはあくまでも「機体のどのパーツを狙うか」まで。
つまり、リーグでは活用できないのでその点は要注意。
検証のお相手を務めてもらったのは1部15章-1の難易度ノーマルのゴーフバレット。
まず最初に全パーツ健在の状態で各パーツが相手機体のどの部位を狙うか「3パーツ×3機体×20回で計180回」分確認。
全パーツ健在の場合、
脚部を狙う確率 131回 72.7%
右腕を狙う確率 21回 11.6%
左腕を狙う確率 27回 15%
脚部を狙う確率 1回 0.5%
とにかく脚部を狙う、両腕にそこまでの差は無い、頭部は滅多に狙わない。
真っ先に狙われる脚部が破損した場合、
右腕を狙う確率 133回 73.8%
左腕を狙う確率 43回 23.8%
頭部を狙う確率 4回 2%
とにかく右腕を狙う。
右腕の充填冷却の合計は796、左腕は811なので充填冷却の低いパーツから狙うパワーの仕様上は妥当。また、811のうち37はメダロッターの補正分であり、これを差し引くと774で右腕より低くなる。この点を鑑みると「性格によるタゲ取りにはメダロッターの補正も加味される」可能性が高い。ランクボーナスなどは要検証。
但し、ここまでの検証だけでは「最優先の脚部が無いと無条件に右腕から7割のタゲ判定を行う」仕様の可能性が無いとも言えないので、左腕の方が充填冷却の合計が低い相手でも同じ検証を行う必要がある。
脚に次いで狙われる右腕が破損した場合、
左腕を狙う確率 179回 99.4%
頭部を狙う確率 1回 0.5%
ビックリするほど頭を狙わず、ひたすら残った左腕を狙い続ける。
脚だけ破損した場合に頭部のタゲ率が上昇したので、残りパーツが減るとヘッドショット率が上がる可能性も考えたが、その可能性はあまり高くないか?
残っているパーツの数や性格に関係なく、1%程度の確率で頭を狙う可能性があるみたいな挙動かも知れない。
この程度の確率だと相当の試行回数が要求されるのでハッキリした事は言えないが、540回のタゲ確認でヘッドショットを狙ったのは6回。確率にして1.1%程度。
1%と言うのは100回抽選すれば6割以上の確率で引くものである(但し、ガチャは除く)。
そして、この場合抽選に相当するものは両チームの攻撃パーツ。よほどの短期決戦か、補助偏重のプレイヤー同士の戦いでもなければ1試合にゆうに50回以上の抽選を行っているので2,3試合に1回はヘッドショットを引いていると考えられる。
ヘッドショットを引いたパーツが当てても有効打にならない、ガードなどで逸らされる、他に優先すべき行動がある、プレイヤーが気付かないなどの理由で選択されない事もあるので、実際に試合に影響するようなヘッドショットはせいぜい5試合に1回くらいというのが個人的な体感だろうか?
また、全パーツ健在時に脚にタゲを取らなかった際に左腕の方がやや狙われやすくなっているが、脚部破損時には右を狙いやすい挙動と矛盾する。パワーのタゲ取りの規則から考えると右の方を狙いやすくなる筈で、これを真っ正直に受け止めると「最優先で狙うパーツを狙わなかった場合、(頭部を除く)他のパーツのタゲ率は等分される」と考えられるが、試行回数不足というのが正直なところ。
【結論(仮)】
今回の検証から考えられるのは……
・7~8割の確率でメダルの性格上最優先で狙うパーツにタゲを取る
・最優先のパーツが破損している場合、次に優先されるパーツに7~8割でタゲ取り
・最優先パーツにタゲを取らなかった場合、頭部を除いたパーツからランダム
・タゲ取りに数値を参照する場合、メダロッターによる補正も加味される
・ヘッドショットは相手のパーツの残数などに関係なく1%程度の確率で発生
というような仕組みになっているのではないかと思われる。
今後は
・他の性格ではどういう挙動になるのか?
・ランクボーナスによる補正は影響するのか?
・最優先部位を狙わなかった場合の次のタゲ取りは本当にランダムか?
・試行回数を増やしてヘッドショットの発生する確率の精度を上げる
ランクボーナス周りの挙動が適切な相手を見つけるのに苦労しそうだが、それ以外は同じ条件で手数を増やせば何とでもなりそうなので引き続き検証していきたい。