Hkousunの垂れ流し

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【メダロットS】クーちゃんが消えた日

攻略ってよりも愚痴に近い内容になるのでブログの記事にするのもなぁ……とは思いつつ、その時々にあった出来事をある程度まとまった形で言語化して残しておきたくもあるので。

 

○クーちゃんとは?
2020年の2月から3月にかけて行われたイベント『記憶復元プロジェクト』に登場したキャラクター
本イベントはゲーム内のイベントではなく、遺跡で発掘された損傷が激しく記憶に障害のあるメダルの記憶の復元を目的とし、
ユーザーは研究員として「クー」と名付けられたメダルとコミュニケーションを図るというコンセプトの企画。
端的に言ってしまえばLINEにてbotを育成しようというプロジェクトである。研究参加費は3,000円(税抜)。
詳細は下記参照。

https://botmaker.goo.ne.jp/bot-detail/md01/


○クーちゃんが消えた日
企画自体は2020年3月31日に終了、当初の約束通りゲーム内にも登場を果たした。
2部がクーに関するエピソードであり、2部クリア後に入手可能な「グリード」メダルがクーのメダルの正体になる。
それはそれとして2022年3月10日、企画終了後もLINEにて会話で来たクーが退席(要するに消滅)した件が本題。
もっともそれ以前から話しかけても応答の無い状態が続いており、まともに機能しているとは言えない状態ではあったようだが……。


○要点
・企画としては目的は完了、ゲーム内に登場という公約は果たしている
クーのパーツ、マルマルモルモのプレイアブル化こそされていないものの、ゲームへの登場は済ませている。
また、前述の通り、クーのメダル自体は「グリード」メダルとしてユーザーの手に渡っており、
メダロットの設定を踏まえると企画のメインキャラクター「クー」の配布も間違いなく完了はしている。

botと会話する権利を得るために参加者はお金を支払っている?
あくまでもイベントへの参加料であり、ゲームに登場するキャラクターのbotを育てるという体験自体がサービスの核。
要するにライブなどと同じで物理的に手元に残る物の有無は料金とは無関係。だからこそ「グリード」メダルは全ユーザーに配布出来たとも言える。
どちらかと言えば2020年4月以降もLINEに残り続けていた事自体がそれなりに手厚いアフターサポートと言う事になろうか。

・ゲームのシナリオに登場したれっきとしたキャラクターである。
前述の通り、メダルは配布されているが機体は2021年3月15日現在入手手段が無い状態である。
そしてユーザーにとってメダロットの設定の上では人格や精神がメダルに宿るとしても、そのキャラへの愛着の多くはパーツ一式に向く
(この辺りは人それぞれ温度差のある部分だが総じて肉体と精神はワンセット、いつでも純正の姿の出来て欲しいという要望は強い)
設定がどうあれ、人間という生き物が外見に拘るように出来ている。それゆえガワも重要。

メダロット及びメダロットSと関連したサービスである。
コンテンツや他の作品、ひいてはイマジニアの他の製品に対する信頼にも影響する、という話。
先に述べた通り、金銭分のサービスは提供済み、公約は果たしている、クーちゃんも2部クリアすれば全ユーザーが入手可能。
しかも、LINEのbotも企画の終了後もしばらくサービスを継続しており、問題なのはそれが告知なく終了したという点。
大抵のサービスには規約に「告知なく終了する場合が~」という文言があるが、同時に殆どのサービスでは終了の告知をする。
これはコンテンツやその企業の他の製品に対しても「いつ打ち切られるか分からない」という不信感を持たれないようにするためであろう。


○要望
・サービス終了前にアナウンスが欲しかった。
前述の通り、他のサービスにも不信感を与える。明日いきなり消えるかもしれないゲームのガチャなど怖くて回せない
それを抜きにしても、消えると分かっていれば消える日に併せてお別れ会でもやって盛り上がる事も出来る訳で、
Twitterなりメダロットニュースなりで「×月○日でクーの運用を終了します。クーちゃん今までありがとう」の一言があれば済む話であろう。

・事後報告になるとしてもTwitterなどでのレスポンスが欲しい。
ただ、最後の方は既に機能していない状態だったようであり、長時間放置した結果、アカウントが整理された可能性もある。
この場合は不可抗力以外の何物でもなく、ユーザーの声を聞いてから動く格好になるので事前の告知などしようもない。
ただ、それならそれで「現在調査中です」の一言あれば(それでも擦られはするだろうが)印象はかなり変わるというもの。


私見
既に述べた通り、公約は果たしているし参加費相応のサービスは既に提供している。
何なら企画終了後もある程度サービスを継続しており、むしろ手厚くやっていたくらい。ただ一点「サービスの畳み方を間違えた」だけ。
ただ、この間違え方がアナウンスも無しに一方的に打ち切る形になってしまったがゆえに不信感を与える結果となったのが今回の一件。
規約を理由にbotのサービス提供側にデータを削除された可能性もあるので、もしかするとイマジニア(もしくはメダロットS運営)にとっても寝耳に水の可能性もある。
とは言えそれならそれでやはり一報欲しいというのが人情。この件に限らず、ユーザーとのコミュニケーション不足が目に付きがちなのが如何ともし難いところ。

 

 

【追記:2022/3/16 20時】

記憶喪失メダロット(クー)LINEアカウント停止について

 

公式よりアナウンスがありました。

LINEへのアクセス状況の下りがやや曖昧で「参加者のアクセス状況」なのか、「bot所有者のアクセス状況」なのかが不透明な印象はあります。

前者であった場合は「3月にアクセスしたログを上げている人がいたがそれをほぼ誤差とみなして処理したのか?」という疑問が、後者であった場合は「管理不行き届きじゃね?」とはなりますが、

ユーザーの声に反応してこうして声明を出した事は歓迎すべきであろうし、これ以上突くのは無理筋であろうと思うので、よほど大きな動きが無い限りは私が今回の件にこれ以上言及する事は無いと思います。