Hkousunの垂れ流し

垂れ流すぜぇ……色々となぁ!

オート時のタゲ率について

メダロットSのメダルには性格が設定されており、オートで戦う場合は敵も味方もこの性格に従って攻撃するパーツを決定している。
性格毎のターゲットの設定は以下の通り。

スピード:充填冷却の高い腕パーツを優先
ガード:充填冷却の高い脚部パーツを優先
アシスト:充填冷却性能の低い腕パーツを優先
パワー:充填冷却性能の低い脚部パーツを優先
スナイパー:装甲の低い腕パーツを優先
ハンター:装甲の低い脚部パーツを優先

今回の検証では性格による狙うパーツの偏りの大まかな確率を検証したい。
全性格を検証するのは流石に面倒なので今回の検証はスピードとパワーの性格のみを検証。

検証を行った場所は1部15章BOSSの難易度Normalで、敵編成は以下。

1番機

2番機

3番機

そして使用した編成は以下。
見ての通りもともとTAGRO先生デザインの機体だけで編成されたチームだったが検証のためにこんな姿に……!

検証方法はCアブソーバーを設置後、2番機3番機はひたすらガード。1番機のメダルの性格を変えつつ、ローテで延々とスタティックを撃たせるだけ。
あとはひたすらどこを狙ったかを記録するべく画面を注視。で、結果が以下。
参考程度に検証時の産物をそのまま載せているが、ぶっちゃけ目が滑るので飛ばしても問題ない。

まず、性格パワーの際の検証。充填冷却の低い脚部優先という事で間違いなく一番足の遅い3番機がもっとも狙われている。
タゲ率は75.4%(84/110)、その中でも脚を狙う確率は編成全体で見ると59.6%(65/109)、機体単位で見ると78.3%(65/83)と実用的には心もとない気がするものの、確かに他より遥かに高い確率でターゲットにされていた。

一方で最も充冷の高い1番機の方が2番機よりターゲットにされる回数が多く、試行回数不足は否めないものの最優先でターゲットになる機体以外は性能の差が狙われやすさに影響しているようには見えない
機体単位で見ていくと1番機も2番機も共通して脚部がもっとも狙われている。
また、腕に関してはやや左腕の方が狙われる回数が多く、全機体共通で充填冷却は左腕の方が低いので性格の効果が......と言いたいところだが、109回中右腕を狙われたのが13回(12%)で左腕を狙われたのが16回(14.6%)程度なのでこの程度の試行回数では結論は出ない。

続いて性格スピードの検証。僅差ではあるが充填と冷却の合計が高いのが1番機の右腕。
試行回数114回から回避された3回と頭を狙った1回を除いた110回。うち81回(73.6%)が1番機を狙い、81回中62回(76.5%)が右腕を攻撃する結果となった。この辺りの比率はパワーの時とほぼ同じなので

「メダルのターゲット選択は最優先ターゲットとなる条件を満たすパーツを持つ機体を75%程度の確率で狙い、更に75%程度の確率で最優先ターゲットとなるパーツを狙う」

「最優先ターゲットを狙わなかった場合にどちらを狙うかは恐らくランダム。但し、狙うパーツに関しては最優先のパーツを75%で狙う」

以上にように理解しておいて差し支えは無い、はず。
一方で気になるのが2番機と3番機。充填冷却は2番機の右腕の方が高いが3番機の方が良く狙われている。が、この程度の試行回数では前述の通り意味のあるデータにはならないか。
ただ、2番機3番機でも充填冷却の高い右腕が圧倒的によく狙われる......というか、左腕が全く狙われていないのが気になるポイント。
性格スピード時の検証で最優先の機体以外を狙ったのが29回。最優先のパーツ以外を狙ったのが4回と露骨に最優先パーツにターゲットを吸われまくっているので偶然の可能性は高いが、性格毎に最優先以外のパーツに対する挙動が異なる可能性も捨てきれないそんな数字。
もっとも、最優先の機体を狙った際には普通に左腕も狙っているので偶然だとは思うが……。